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ミシン修理・日誌・愛知ミシン
愛知ミシン(当社)にて日々行っておりますミシンの修理、その中から1日1台・無作為に選んだミシン修理をUPしております(当サイトの画像はクリック(タップ)すると拡大画像が見られます)
ブラザーミシンの修理〔samansa-L〕高知県よりご依頼。
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ブラザー・コンピューターミシン
SAMANSA〔サマンサ〕L の修理です。

井と絡みや針折れするようになった…
との事で、お送りいただきました。

拝見しますと、
水平全回転・内カマと外カマ それと針板に多数の傷がついております…
これでは まともに縫えるはずは無いでしょう…しかし、こうなった原因が
何であるかが重要となります、
こうなる原因で一番多いのは、
そのミシンで縫える厚さや固さの限界を超える様な物を縫おうとして
無理をした結果、このようになってしまう…ことです。

とりあえず、上記の不具合箇所の部品交換をし動作確認をしてみます、と、、、、
ゆっくり動かす分には普通に縫えますが、
中速以上にスピードを上げますと。。。。糸絡みや針折れをしてしまいます…; ̄ロ ̄)!!
ですので、
各部に傷がついた原因は、無理な使い方をしたからでは無いようです…

結果、こうなる原因は
カマの回転軸の固定不良が起きているためでした。

購入後5年以上経過したミシンについて、全般の方へのアドバイスを一つご案内いたします。
ミシン(機械物)は[あまり使用しない]とか[全然使っていない]物でも
ミシン(機械)全体的に油類の酸化・硬化、各パーツ(金属や樹脂)類の
腐食や劣化、等は普通な環境下にあれば、何月とともに進行してゆくものです、
ですので、
「全然使っていないから、まだ新しいです…」等と言われる方が、たまに居られますが、
決してそんなことはありません!ので、ご注意ください!(;^_^A ・・・
意外かもしれませんが、使わない方のミシンよりも、よく使用する方のミシンの方が
調子が良かったりしますよ。。。(o^∇^o)ノ

最低でも、5~10年に一度は、点検や整備に出されることをお勧めいたします。
ただし、
メーカーさんは修理はしてくれても、整備やクリーニングなどはしてくれませんので
ミシン修理店(どこのミシン店でもいい、と言うわけではありません、
 修理に関して信頼のおけるミシン店を検討・選択してください)を探して
ご依頼ください。

ミシン修理なら愛知ミシンへどうぞ(愛知ミシンサイトへ)




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