ミシン修理・日誌・愛知ミシン
愛知ミシン(当社)にて日々行っておりますミシンの修理、その中から1日1台・無作為に選んだミシン修理をUPしております(当サイトの画像はクリック(タップ)すると拡大画像が見られます)





ブラザー・コンパクトミシン
機種名・A-33 型番・EL-117 の修理です。
針が下りない… 下糸掬わない… との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
下糸を掬わないとは、カマの回転するタイミングがズレ為に起きています、
タイミングズレの原因は、上軸のタイミングギヤがズレてしまった為です、
針が下りないとは、水平全回転カマの軸棒が焼つきを起こしており
その為にミシン全体が動かなくなっております、
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と分解掃除もさせていただきました。
コンパクトミシンを使っている方々に
お話させていただいた事のあるアドバイスを
再引用させていただきます、
使用時、電動(モーターの動きのみ)にて上手く進んでくれない
ほどの厚さやボリュームの有る布地や
針が刺さらない硬さの布地は
そのコンパクトミシンでは縫えない布地だと判断してください、
物によっては縫製の仕方などを工夫して、生地の枚数を減らす等の
措置で対応できる場合もあります。
一番やってはならないことは
無理に手でプーリー(ミシン右横のワッカ)をグイグイ回したり
無理に布地を引っ張りながら縫うことです!
コンパクトミシンの故障の原因は大概上記を行った際
または、スピードを上げて縫っていた際に起こります。
どうぞお気をつけください!(^O^)
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