ミシン修理・日誌・愛知ミシン
愛知ミシン(当社)にて日々行っておりますミシンの修理、その中から1日1台・無作為に選んだミシン修理をUPしております(当サイトの画像はクリック(タップ)すると拡大画像が見られます)




シンガー・電動フリーアームジグザグミシン534の修理です。
以前からバックしないしジグザグ縫いも出来なくなっていたが、
最近になって動きが重苦しくなり、ついに動かなくなってしまった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
年式なりに、潤滑・防錆の為に塗布されている油類(グリスやミシン油)が
完全に酸化・硬化してしまっており、
機械の潤滑をするはずのものが逆に動きの妨げとなってしまっております…(ノ◇≦。)
部分的にサビの出ている部品も有ります…
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理・加工、ミシン全体のメンテナンスを
させていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)




リッカー・電動ジグザグミシン
Mighty〔マイティー〕RZ-560 の修理です。
10年以上使っていなかった…電動で動かない…手で回すと動くがメッチャ固い…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
完全な整備不良状態です、ミシン全体が油切れで しかも
稼動部に進入している潤滑油(ミシン油)は固くなり、潤滑どころか逆に
接着剤のような状態となり部品同士をしっかりと接着させている状態です…Σ(T□T)
お客様にご連絡し、
ミシン全体的な分解とオーバーホールが必要な事をお伝えしました、
思い出深いミシンなので、治るなら是非直して欲しい との事でした、
苦労の甲斐あり、
すっかり元気に回復し、
縫い目も綺麗・動きは軽やかです!o(*^▽^*)o~♪
ミシン修理のことならこちら(クリック)






ジャノメ・コンピューターミシン
MemoryCraft〔メモリークラフト〕6000の修理です。
布を送らない…押さえも下がらない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
「以前はよく使っていた…」との言葉通り、
縫い埃の溜り量は結構なものですね、
不具合は、
機械的な故障と言うよりは整備不良と言った方が正しいでしょうか…(^^;;
原因は、稼動部の油切れ、錆びつき、固着、です
この年式で、これほど縫い埃が溜まっていて、最近使用頻度が低い…
とくれば、当然の如く起きる不具合と言えるでしょうが…
お客様にご連絡し、
ミシン全体のメンテナンスと不具合箇所の念入りな
オーバーホールをさせていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)




トヨタ・実用縫い電子ミシン
Sophina〔ソフィーナ〕SX ER-702 の修理です。
以前から模様切替が出来なくなっていたが…
先日からボタンを押しても動かなくなった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
お聞きしましたとおりの症状で、まずは動かない点の検証から…
スタート・ストップスイッチを正常動作確認済みのストック部品と交換してみますと、、、、
動きません…
次に、やはり正常動作を確認してあるストック部品のメイン基板と交換して動作確認してみますと、、、、
動きま~す
次は模様切替の出来ない点です、
色々な縫い模様を創るために機械的制御を行う【模様ユニット】につながる
ギヤ類が割れてしまい、切替ができないことがよくありますが、
今回の場合はギヤ割れは見当たりません…
原因は模様ユニットの一部がサビ着いてしまい部品同士を固着させておりました、
サビが酷すぎると、手をつけられない場合もありますが、
今回はオーバーホールして復帰できる程度だったので幸いでした…(^^;;
ミシン修理のことならこちら(クリック)




ジャノメ・実用縫いコンピューターミシン JP-500 の修理です。
ほぼボタンホール縫い専用のうように使っているが、エラーが出て動かない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
確かにエラーが出て動きません…ただし
ボタンホール縫いだけではなく、全ての縫い目が出来ません…(^^;;
送りステッピングモーターエラーです、
バラしてチェックしてみますと、、、、
送り用のステッピングモーターが正常動作しなくなっています、
お客様にご連絡し、
送り用サブモーターの交換をさせていただきました、
他にも、
ボタンホール縫い時に、ボタンホール模様よりも少しはみ出して縫ってしまう現象も確認できたのですが、
直そうとして、どんなにあがいても直す事ができませんでした…
結局これは、
ボタンホール模様縫い時に働くセンサーの精度の問題でしたので
いくら機械的に微調整しても直しようが無いことが解りました…
こんなところで上位機種との差があったりするんですね。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)






ブラザー・実用縫いコンピュータミシン
SOREIL〔ソレイユ〕の修理です。
糸が絡まったり切れたりして縫えない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
お聞きしている通りの症状で全然縫えません…
原因は、
自動糸調子機が全く動作しておらず【ノーテンション状態】なので
縫えるわけがありません…
それと、年式なりに汚れ、縫い埃の蓄積、油類の酸化・硬化もあります…
お客様にご連絡し、
自動糸調子機の修理と主要機構のメンテナンスもさせていただきました、
作業後、縫えるようになってから確認できるようになったのですが…
スタート・ストップボタンと返し縫ボタンの二つの反応が悪くなっており(特に返し縫ボタン)
通常の取扱に支障のある度合いでしたので、
再度、お客様にご連絡し、
複合スイッチ基板の交換もさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)





ベルニナ・実用縫いコンピューターミシン Virtuosa 163 の修理です。
飾り縫い等ができない…カマのタイミングがズレている様だ…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
確かに針と釜のタイミングがズレてしまっております…
しかし、
ズレている箇所は、カマだけではなく
上軸(針棒や天秤につながります)下軸(カマや送りにつながります)の
両方がズレてしまっております…
お客様にご連絡し、
各ズレの修正と主要機構のメンテナンスをさせていただきました、
しかし、、、、、
正常に縫える状態になってからと、縫い目のチェックを最後に予定していた為
最終の試し縫いになってから、
糸調子機に不具合が有り、縫い目が全く安定していないことが判明しました…
お客様に再度ご連絡し、
糸調子機の修理もさせていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)







ブラザー・コンピューターミシン
COMPAL αⅡ〔コンパルアルファツー〕の修理です。
縫い目が汚い…他店に修理に出したが直っていない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
カマに糸が噛んでしまった痕跡があり糸が噛み込んだまま取れずに残っています…
そのせいかカマのタイミングがズレてしまっております、
他には、
年式なりに汚れや油類の酸化・硬化は酷い物です…(^^;;
それと、、、、、
どこのミシン屋がやったのか…
ボタンホールセンサーの一部が割れているので
このままでは「青いレバーを上げてください」としゃべるばかりで一向に動かない
状態となりますので、それを回避する為にセンサーの電極を糸で結んで
簡易的な処置…と言うか ずさんな処置がしてあります…
この状態ではボタンホール縫いは一切出来ません!( ̄□||||!!
お客様にご連絡し確認しましたところ、
不幸中の幸いで、ボタンホール縫いはしていなかったようで、気づいていなかったそうです…(^^;;
ボタンホール縫いの不具合も含めて直して欲しいとのことでしたので、
主要機構のメンテナンスと不具合箇所の修理をさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)




ブラザー・実用縫い電子ミシン BS-1000の修理です。
糸調子が悪く縫い目が汚い…絡まる事もある…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
上糸自動調子機が故障しており上糸のテンションが全くかからない状態です…
これでは、お聞きしている通りの症状は起きるでしょう、
自動糸調子機が壊れたのが先か後かは分かりませんが、
針板、内カマにも細かな多数の傷がついております…
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と主要機構のメンテナンスをさせていただきました。
当たり前ですが、修理前とは
見違える様な縫い目になり、同じミシンで縫ったとは思えないほどの
縫い目の綺麗さです。(^▽^)
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)






ジャノメ・コンピューターミシン
Sensor Craft〔センサークラフト〕7500の修理です。
針がカマにぶつかる…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
確かに針が下がると釜の底に当たります、ですのでカマに傷もついております…
針を外して、タイミングを見てみますと。。。。
当然、針と釜のタイミングはズレております、
ただし、
ズレているのそこだけではなく、
送り歯が上下する動きと前後する動きのタイミングもズレてしまっております…
ですので、
単なるカマギヤのズレではありません、
上下軸タイミングベルトギヤの修正と
針棒、カマギヤ、送り、の各再調整が必要です、
お客様にご連絡し、
不具合箇所全ての修理と主要機構のメンテナンスをさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)





シンガー・実用縫い電子ミシン
monami〔モナミ〕NEW FX 1743 の修理です。
動いても直ぐに止まってしまう…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
疑っておりました、配線類の接触不良は無いようです…
中古ストックパーツのこのシリーズに使われている
メイン基板を交換して試してみますと。。。。。
不具合症状は出ません、
お客様にご連絡し、
メイン基板の交換と機械的主要機構のオーバーホールを
させていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)




ブラザー・実用縫い電子ミシン FX-500 の修理です。
目飛びが酷い…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
カマのタイミングがズレてしまっております、
これでは当然目飛びします…
お客様にご連絡し、
タイミング修正と分解掃除をさせていただき、
試し縫いをしますと。。。。。
糸調子が変です…上糸のテンションが全く安定してくれません…Σ(T□T)
目飛びが酷く縫い目の確認はまだでしたので…
追加で糸調子機の分解加工修理もさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)




ブラザー・実用縫い電子ミシン PS-1000 の修理です。
購入店で3回診てもらっているが、未だに糸調子が悪い…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
上糸調子機が効いておらず、
これでは糸や針を変えてみても、糸調子は合うはずもありません…
お客様にご報告し、
上糸調子機の修理と主要機構のメンテナンスを
させていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)




JUKI・職業用本縫いミシン
SPUR〔シュプール〕90 の修理です。
裏側にばかり糸が出てきてしまう…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
全回転カマ、針板、押さえ金、それぞれに傷がついてしまっております…
他にも、
年式なりの汚れや損耗や機械の微妙なズレもあります、
お客様にご相談し、
ミシン全体的(主用機構)なオーバーホールを
させていただきました。
次回のメンテナンスはもう少し早めに出すように
した方が良いでしょう(3~5年後)(o^∇^o)ノ
ミシン修理のことならこちら(クリック)



リッカー・ベルニナ社OEM コンピューターミシン
RCM-1230 の修理です。
目飛びする…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
カマのタイミングがズレており、
中基線直進縫いでは、厚手を縫った時に目飛びしますが、
大き目の振り幅をつけたジグザグ縫いやボタンホール、模様縫い等では
厚地じゃなくても
右側の目が殆ど飛んでしまいます…(。>0<。)
お客様にご連絡し、
カマのタイミングの修正と、
主要機構のメンテナンスもさせていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)




ジャノメ・コンパクト、ロックカッター付ミシン
Nuikiru〔ヌイキル〕N-515 の修理です。
糸が絡んでから動かなくなってしまった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
天秤付近に糸が絡んだ痕跡は見受けられます、
その近辺を分解して、ほんの少し残っていた糸屑を取り除いても
ミシンの固さは解消されず、モーターは唸りますが機械は全く動きません…
原因は、糸絡みした部分に近いところが、糸絡みとは関係なく
油切れしていたことのようです、
そして、その状態(機械の動きが固くなってきたのに)のまま
無理して使用し続けたために、その部分が焼着きを起こしてしまった…
ということです、
お客様にご連絡し、
焼着き箇所の修理と分解掃除をさせていただきました、
機械の動きは、手で回してみると新品の物と同じくらい軽い動きになっておりますが…
故障前の時期に固い状態で無理に動かしていた為と思われますが、
モーターにダメージがあるようで、少々モーターの馬力が低下してしまっているようです、
が、使用に問題は無さそうなレベルですので
今後は無理をせずご使用いただければと思います。
ミシン修理のことならこちら(クリック)






ブラザー・実用縫い電子ミシン
Tendy〔テンディー〕の修理です。
針棒カバーの留めネジと押さえ金ホルダーが折れてしまった…
との事で、メンテナンス整備と併せて処置すると言う事でお預かりしました。
拝見しますと、
年式の割には、磨耗や傷等は少なめなミシンです、
しかし、
潤滑・防錆のためのグリス等の油類は酸化してしまい、
本来の用途と逆効果を引き起こしている状態と言えるでしょう…(^^;;
今回のタイミングで整備をご依頼されたのは
酷い故障を起こしかねない時期に至っておりましたので、ギリギリの
ナイスタイミングとも言えるかもしれませんね、
この整備で、
機械的には、まだまだ使える状態となりましたので、
マメなお手入れや環境の良い置き場所等を考慮して
長くお付き合いできるよう心がけていただければと思います。o(*^▽^*)o~♪
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)





ジャノメ・コンピューターミシン S-7601 の修理です。
マチ針をカマの中に落としてしまい、動かなくなってしまった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
カマ下に落ちているのは、マチ針だけではなく、
ミシン針、糸屑、縫い埃、らが結構な量溜まっております…(^^;;
お客様にご報告し、
不具合箇所の修理も兼ねて
ミシン全体的なメンテナンスをさせていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)





ブラザー・実用縫い電子ミシン
Compal DELUXE〔コンパル・デラックス〕の修理です。
布の送りがおかしい…他のミシンを購入した為ずっと使っていなかったが
使えるようになるのなら…
との事で、お預かりしました。
拝見しますと、
送り機構は勿論の事、模様ユニット全体的に
グリスが酸化・硬化してしまっており
ミシンの動きが
全てにおいて 緩慢であります…
主用機構のオーバーホールをさせていただきました、。
購入後5年以上経過したミシンについて、全般の方へのアドバイスを一つご案内いたします。
ミシン(機械物)は[あまり使用しない]とか[全然使っていない]物でも
ミシン(機械)全体的に油類の酸化・硬化、各パーツ(金属や樹脂)類の
腐食や劣化、等は普通な環境下にあれば、何月とともに進行してゆくものです、
ですので、
「全然使っていないから、まだ新しいです…」等と言われる方が、たまに居られますが、
決してそんなことはありません!ので、ご注意ください!(;^_^A ・・・
意外かもしれませんが、使わない方のミシンよりも、よく使用する方のミシンの方が
調子が良かったりしますよ。。。(o^∇^o)ノ
最低でも、5~10年に一度は、点検や整備に出されることをお勧めいたします。
ただし、
メーカーさんは修理はしてくれても、整備やクリーニングなどはしてくれませんので
ミシン修理店(どこのミシン店でもいい、と言うわけではありません、
修理に関して信頼のおけるミシン店を検討・選択してください)を探して
ご依頼ください。
ミシン修理のことならこちら(クリック)





トヨタ・実用縫い電子ミシン
Mykit〔マイキット〕55 の修理です。
ライトは点くが動かなくなった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
モーターの音はするがミシンは動かない… パターンです (^^;;
オート・ディ・クラッチ機構の不具合で
下糸巻をしていないのに下糸巻状態となり
自動的にメインシャフトが空回りし
結果
ミシンが動かない状態となっておりました、
他にも動きの悪くなったきている箇所が複数見受けられますので
整備不良が引き起こした故障とも言えるでしょう、
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と主用機構のメンテナンスをさせていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)




ジャノメ・コンピューターミシン
Memory Croft〔メモリークラフト〕5505の修理です。
縫い模様がおかしい…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
コンピューターミシンですので、
各模様縫いを作り出す制御機構として
模様ユニットではなく コンピューター基板からの電子操作で
針棒と送りのサブモーター(ステッピングモーター)を制御して
複雑な模様や文字縫いなどでも出来るようになっておりますが…
縫い模様の形がへんてこりんです…(^^;;
故障箇所として一番疑わしいのはメイン基板ですが…
今回のミシンの故障は、
メイン基板ではなく サブモーターの方でした、
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と主用機構のメンテナンスもさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)




ジューキ・ベビーロックブランド 2本針4本糸オーバーロックミシン
糸取物語 BL-65 の修理です。
ず~っと使っていなかった…動かない…
との事で、お預かりしました。
拝見しますと、
カッチン・コッチンでピクリとも動きません…( ̄□||||!!
バラして、固着箇所を改善して行くしかありませんが…
これほど強力な固着は稀です、
例えば、
1箇所の固着原因箇所があることは よくあることですが、
その場合はその固着している機構の近辺(前後)の機械を分解できれば
その後はスムーズに作業が進みますが、
今回は、なんと 4箇所もが固着しており
バラしてもバラしても、一向にどの部分も動くようにならず
メチャクチャ苦労させられました…(-。-;)
しかし、苦労の甲斐アリ なんとか
正常な縫い目が出来るように回復できました。(*^^*)
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)





ジャノメ・刺繍機内蔵コンピューターミシン
SECIO〔セシオ〕8200型 の修理です。
セシオの故障ではおなじみの【STEPPING MOTOR ERROR】
の表示で動きません…
今回のミシンは、
メイン基板の故障と刺繍機の稼動部固着の2項目が原因です、
お客様にご連絡し、
メイン基板の交換と
主要機構および刺繍機のオーバーホールを
させていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)





ジャノメ・実用縫い電子ミシン
Lafailia〔ラフェリア〕5550DX の修理です。
布送りがバックしかしなくなっていたが、いじっていたら前にも後にも進まなくなった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
製造・出荷段階で塗られているグリスが酸化・硬化してしまっております、
特に、
送りに関する機構関連部分の硬化が酷いです、
現状態から想像しますと、
始めは、返し縫をした際に、動きが戻らなくなり
バックばかりする状態になってしまい、
次に、
送り歯を上がってこなくしての使用が出来る機能の【ドロップフィード】レバーを
動かしてしまい、通常だと、戻せば直ぐに元に戻るのですが、
この機構も戻らなくなってしまった…
こんな感じの状態です…(^^;;
お客様にご連絡し、
主要機構のオーバーホールをさせていただきました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)




トヨタ・実用縫い電子ミシン
Freenu〔フリーヌ〕HZ-552 の修理です。
全く動かなくなった…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
電源を入れますと手元ランプは点灯します、
が、、、、
フットコントローラーを踏んでも、全く反応がありません…
フットコントローラーの通電に異常は診られません、
メイン基板も幸いな事に異常は無いようです、
原因は、
電源ユニットでした、
勿論新品のパーツ供給はありませんので、中古部品を使っての修理となりました。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)





ジャノメ・刺繍機内蔵コンピューターミシン
GRAPHICA〔グラフィカ〕の修理です。
タッチパネルの反応が悪く、反応したとしてもズレている…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
セシオシリーズ(グラフィカは初代セシオの
一つ前のモデルになります)の
故障で「STEPPING MOTOR ERROR」が
出る故障の次に多い内容の不具合です、
この場合の原因は殆どの物がメイン基板と液晶基板の故障となりますが、
今回のミシンもご多聞にもれず、そのパターンです…(^^;;
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理とメンテナンスをさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)





ブラザー・コンピューターミシン
ASTINA〔アスティナ〕の修理です。
縫い目が綺麗にできない…
地元のミシン店で調整してもらったが「これ以上にはならない…」と言われた…
文字縫い等は少し流れる感じになる…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
コンピューター制御の自動糸調子機が安定動作していない為、
縫い目(糸調子)も安定しません…
縫い模様が流れる場合は、送り機構に不具合が有る際に起きる症状ですが…
そのような不具合は確認できません…
これは多分、大き目の物や重さのある物に文字縫い等を入れるときには
縫い物自体の重さや、摩擦抵抗などで思うように布地が動かない場面が多々生じますが、
そういった場面では、
ミシンの送りのみにせず、手で送り方向に併せて進めてやるとか、
縫い物自体を持ち上げてやり、その重さを解消してやる、とかの
手助けが 必ず必要となりますが それをせずに「流れる感じになる…」と
言っておられるのでは?と思われます、
他には、
縫い埃の蓄積量がハンパなく溜まっているのと、
ミシン内部より、
小さなカラフルな輪ゴムのようなものとマチ針が多数出てまいりました…( ̄▽ ̄;)!!ガーン
このことから、
このミシンの使用量からしますと、
メンテナンス時期は、購入から今回までの期間の3分の1の期間(サイクル)での
メンテナンスと
ご使用時には、極力、縫い物からマチ針や外れる恐れのある物を取り除いてからの
ミシンがけを心がけていただいたほうが故障率も下がるでしょう。
ミシン修理なら愛知ミシン(愛知ミシンサイトへ飛びます)





ブラザー・実用縫い電子ミシン
COMPAL DELUXE〔コンパル・デラックス〕の修理です。
糸絡み、針折れ、縫い目不良、との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
一番の原因は、針棒の基線ズレです、
このミシンはジグザグミシンですので、針棒が左右に振れる機構となっており、
それぞれの縫い模様に合った針位置基線に自動セットされます、
その機能と相まって
このミシンの上等な点なのですが、
直進縫いとそれ以外の縫い目を選択した際に、
自動的に針板も〔直進縫い用・小さい穴〕と〔ジグザグ縫い等用・横長の穴〕とに
切り替わるようになっております、
しかし、今回はその機構が仇となり 針棒の基線がズレているので
直線縫いをしようとすると針板の穴も直線用に小さくなる為、
針が針板にバンバン当たってしまいます…
当然縫えませんし、針折れもします…
画像の通り、何度も針が針板に当たった為、針板は内側にかなり盛り上がってしまっております…(^^;;
この影響で、
直線縫い以外は縫えない事も無いのですが、
直ぐに糸絡みしてしまいます…
お客様にご連絡し、
不具合箇所の加工修理と主要機構のメンテナンスをさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)





ジャノメ・コンピューターミシン
SensorCraft〔センサークラフト〕7301 の修理です。
電源は入るがコントローラーを踏んでも動かない…
以前、他店で修理してもらったが直っていない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
不具合の原因はオートクラッチ機構の故障でした、
故障を引き起こした根本は、
製造出荷当時に塗られているグリスが、完全に酸化・劣化してしまっており
グリスの本来の役目とは真逆の作用をしてしまい
機械動作に支障を来しているからです、
現在、不具合がおきているのは1箇所だけですが
このままの状態では今後、いつどこが動作不良を起こしても
不思議でない状態と言えるでしょう、
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と主要機構のオーバーホールをさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)





ジャノメ・模様縫い付電動ミシン
EXCEL〔エクセル〕813型 の修理です。
縫っていると動きが重くなり動かなくなる…
送りも良くない…異音もする…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
全体的に油切れ、潤滑油の酸化・硬化、縫い埃の過剰蓄積、
つまりは…一言で言えば【整備不良】と言う事です…(^^;;
でも、
こういった古いミシンって、
この年式で、この状態で最近まで使えていた…って、
凄いな~と思います、
バラしてみれば、
コストがかかっても、キッチリと作りこんであるのがよくわかります。(^○^)
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と主要機構のオーバーホールをさせていただきました。
ミシン修理のことならこちら(クリック)
