ミシン修理・日誌・愛知ミシン
愛知ミシン(当社)にて日々行っておりますミシンの修理、その中から1日1台・無作為に選んだミシン修理をUPしております(当サイトの画像はクリック(タップ)すると拡大画像が見られます)



ブラザー・実用縫い電子ミシン
Chariot〔シャリオ〕200 の修理です。
動かない…動いても何か変…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
確かに動きが固く、無理に動かしていると、動くようになるが
動きがメチャクチャです…そして また動かなくなります…( p_q)
この原因、
探し当てるのに苦労してしまいました…
模様カムを動作させるために主軸に螺旋ギヤがついているのですが
なぜか、この螺旋ギヤがズレてしまっておりました…
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と分解掃除をさせていただきました。
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シンガー・本縫いミシン
Blue Champion 120u の修理です。
動かなくなってしまった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
プーリーを回そうとしますと、微かに動きます…
カマや天秤の辺りは微妙に動いている感じです。。。が。。。
針棒がピクリとも動かない…といった具合です、
バラしてみてみますと、
針棒自体は大丈夫ですが軸受けの方がかなり損傷しているようで
針棒が稼動しなくなっている状態です、
循環給油の洵潤部が腐食により無給油状態となった為に焼着きを起こしたようです…
かなり古いモデルですので部品が入手できませんので、
加工修理にて対応させていただきました、
他には、
全回転カマが限界を超えているのと、
ミシン全体の汚れが酷いので、お客様にご報告し
カマ交換、クリーニングもさせていただきました。
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ジャノメ・刺繍機内蔵コンピューターミシン
SECIO〔セシオ〕EX の修理です。
下糸巻きができない…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
下糸巻に切り替えても、下糸巻をしてくれません…
何度か切替動作を繰り返していると…一瞬、下糸巻動作になる事があります、、、が、、
直ぐに消えてしまいます…; ̄ロ ̄)!!
切替スイッチの通電チェックをしてみると、、、、、正常です…
正常なメイン基板と交換して動作確認をしてみますと、、、、、全て正常動作してくれます
他には、
縫い埃の蓄積や汚れ等も進んでいますので
お客様にご報告し、
メイン基板の交換と全体的なメンテナンスをさせていただきました。
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ブラザー・コンパクト・刺繍機能付
コンピューターミシン P-5500 の修理です。
縫えなくなった…との事で、お預かりしました。
拝見しますと、
針とカマの動作タイミングが全く合っておりません…
カマギヤの固定位置ズレだと早合点してしまい…(^^;; カマギヤの固定位置修正を
しました…が、、、、試運転をしてみますと、、、針の上下タイミング、送りのタイミング、と
全てがバラバラな事に気づきました…( ̄□||||!!
ですので、
原因は下軸関連ではなく、上軸の連結用の螺旋ギヤのズレでした…
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理をさせていただきました。
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ブラザー・実用縫い電子ミシン
Compal〔コンパル〕S の修理です。
糸調子が良くない…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
糸調子は確かに良くありません…しかし…
調子のよろしくない点は他にも盛りだくさんでして…(^^;;
整備不良や腐食等で
固着により稼動しなくなっている箇所が多数見受けられます…
特に酷い箇所は、針棒の横振り機構とそれを調節するダイヤル、
縫い目の大きさを調節するダイヤルがガチガチに固まっていて
大変そうです…
お客様にご報告し、
ミシン全体のオーバーホールをさせていただきました。
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ジャガー・コンパクトミシン
MINI 493 の修理です。
目飛びする…動きが重くなった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
目飛びする原因はカマの動作タイミングがズレてしまったためです、
動きが重いのは機械の動きをスムーズにする為に塗ってあるグリス等の潤滑油が
酸化・硬化してしまい、
潤滑どころか、逆に機械の動きを悪くしてしまっている為です…
お客様にご連絡し、
修理と整備をさせていただきました。
今回のようなコンパクトミシンを使っている方々に
お話させていただいた事のあるアドバイスを
引用させていただきます、
使用時、電動(モーターの動きのみ)にて上手く進んでくれない
ほどの厚さやボリュームの有る布地や
針が刺さらない硬さの布地は
そのコンパクトミシンでは縫えない布地だと判断してください、
物によっては縫製の仕方などを工夫して、生地の枚数を減らす等の
措置で対応できる場合もあります。
一番やってはならないことは
無理に手でプーリー(ミシン右横のワッカ)をグイグイ回したり
無理に布地を引っ張りながら縫うことです!
コンパクトミシンの故障の原因は大概上記を行った際
または、スピードを上げて縫っていた際に起こります。
どうぞお気をつけくださいませ!(^O^)
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トヨタ・実用縫い電子ミシン
Sophina〔ソフィーナ〕SL ER701 の修理です。
ジグザグにならない…動かなくなった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
動かないのはスタート・ストップ、スイッチが壊れてしまった為です、
ジグザグ等ができないのは、
針棒を横振りさせる機構の一番基になる部分の部品同士が固着してしまい、
動かなくなっている性です…
お客様にご連絡し、
修理した場合のお見積金額をご案内し、
修理と全体的な整備をご依頼いただきました。
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ジューキ・1本針3本糸オーバーロックミシン
衣縫人 BL-35 の修理です。
糸調子が上手くいかなくなっていた…目飛びするようになってきた…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
整備不良状態なのと糸調子機が壊れてしまっております…
お客様にご連絡し、
修理料金と整備にかかる費用をご案内し、
不具合箇所の修理と全体的な整備をご依頼いただきました。
ロックミシンをお使いの皆様にアドバイスです!
ロックミシンの場合、本縫いミシンや家庭用実用縫いミシン等と比べますと、
普通にオーバーロックをかける際には、メス(カッター)にて布を裁ちながらとなりますので
繊維の切カスがでます、この切り屑は非常に細かい為、
機械の内部にまで容易に侵入していってしまいます…
そして稼動部に塗布されているグリスや機械油にどんどん付着し溜まってゆき
油分を吸い取っていってしまいます…
ですので、
ロックミシンは他のミシンに比べますと、早めにミシン店へ点検や整備・掃除等
に出されることをお勧めいたします。
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ジャガー・電子ミシン 548PP の修理です。
目飛びする…下糸巻ができない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
下糸巻きは手で回しますと、軽く回りますがセットして始動しますと、、、、
回りません…
バラしてみたところ、、、、ゴム輪部分が切れてしまい 底に落ちていました、
目飛びするのは、、、、
お決まりの、カマギヤズレでした、(^^;;
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と分解掃除をさせていただきました。
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ブラザー・実用縫い電子ミシン
COMPAL〔コンパル〕DX の修理です。
元々色々と調子が悪かったが…バックしかしなくなってしまった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
不具合の原因となる要素が多数見受けられます…
これですと、お聴きしています通り色々と調子が悪いはずです…(^^;;
針棒は左右の基線&前後の角度もズレてしまっております…
針板には針の当たった傷が多数あり、変形までしております、
上記2点は、どちらが先に起きたかは解りませんが、どちらも悪循環の要因となり、
双方ともどんどんと悪くなって行く一方です、
年式が古い割には整備がなされていないようで、
汚れや潤滑油類の酸化・硬化も随分酷い状態です、
お客様にご連絡し、
不具合箇所の加工修理とミシン全体のオーバーホールを
させていただきました。
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美馬精機〔ペガサス〕1本針3本糸オーバーロックミシン
マミーロック2038 の修理です。
針棒が動かなくなった…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
針棒を固定するネジが【バカ】になり針棒を固定する事ができなくなっております…
それと、、、、
この不具合が発生しだした初期の頃は、タイミングがズレていながらも
針棒は多少は動いていたはずです、
針棒のタイミングがズレていて動作させますと
上ルーパー針や下ルーパー針に縫い針が当たってしまいます、
モーター動作した際に各針同士がぶつかりますと。。。。
色々な故障が発生いたします、
今回のミシンも、
針棒の固定不具合の他に、上下ルーパー針機構のタイミングのズレと
針の損傷がありました、
お客様にご連絡し、不具合箇所の修理をさせていただきました。
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ジューキ・ベビーロック
1本針3本糸オーバーロックミシン BL3-437 の修理です。
プーリー回すと重たい…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
プーリーが重い…というか、、、
殆ど回らない…というくらい固いです…(^^;;
調子が悪くなってから「長期間使用していない…」とのことでしたが…
結果的には、
メインシャフトのフレーム軸受けの長いカラーの部分が
焼着き&長期放置による固着で、
メインシャフトの脱着・加工
までしないと稼動するようになりませんでした…
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ジャノメ・実用縫い電子ミシン
Monaze〔モナーゼ〕E-4000 の修理です。
糸調子が取れない…上糸が攣る…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
上下糸かけや糸の通り道上の傷などの不具合は無いようです…
ですが、
上糸・下糸のどちらを調節してみても、、、上糸が攣ってしまって直りません…
原因は上糸調子機(自動糸調子機)の中に、
何らかの原因でゴミが溜まってしまい
そのせいで、糸調子機が正常動作しなくなっておりました…
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理をさせていただきました。
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ブラザー・コンパクトコンピューターミシン
P-5000 の修理です。
縫い目が綺麗に出なくなっていたが…噛み合わなくなってしまった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
針棒と送り前後動の動作タイミングは合っていますが、
カマと送り上下動の動作タイミングがズレてしまっております…
ということは、
縦軸連結ギヤのタイミングズレが発生しているようですので
固定位置の修正をし試運転をしてみますと、、、
タイミングは大丈夫そうです (^○^)
次に、
試し縫いをしてみますと。。。
上糸調子機のテンションが殆ど利かなくなっていて、どうやっても裏(下糸側)が
攣ってしまいます…
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と分解掃除をさせていただきました。
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ブラザー・電動ミシン
pacesettor 〔ペースセッター〕の修理です。
手で回すと動くがコントローラーを踏んでも唸るだけで動かない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
手でプーリーを回してみますと、、、、
決して「軽く動く」と言う感じではありませんが
「固くて動かない」となるような固さではありません…
モーターを付け替えて運転してみますと、、、、、軽快に動きます…(^^;;
ただし、
ミシン全体的に潤滑油やグリスの酸化・硬化が進行しており
針棒の横振り動作機構とドロップフィード機構は動かなくなっております…
お客様にご連絡し、
モーター・コントローラーの交換とミシン全体のオーバーホールを
させていただきました。
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ROYAL・職業用 足踏みミシンの修理です。
動かなくなった…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
かなりの年代物の代物ですが、、、年数なりの
汚れやミシン油の油膜・固着や腐食(錆び)等が見受けられます…
まともな整備は長期間なされていない状態でしょう、
お客様にご連絡し、
全回転カマの交換とミシン全体のオーバーホールをさせていただきました。
交換部品や腐食部の研磨加工等の処置を多数箇所行っておりますので、
部品の馴染み・慣らし・の必要な部分もございますので、
暫くの間は、極力多めにご使用いただけたらと思います。
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ブラザー・職業用本縫いミシン
Nouvelle〔ヌーベル〕450の修理です。
コントローラージャックが中に入り込んでしまった…
布送りがスムーズにいかない…引っかかる…
との事で、お預かりしました。
拝見しますと、
コントローラージャックは、割れてしまっておりますので交換するしかありません、
送り不良は、
押さえ金が角度自在稼動するタイプとなっておりますが、
その自在運動を制御しているスプリングがヘタってしまったのと
送り動作のタイミングが少々ズレてしまっている、
この2点が原因して、
色々な送りの不具合が発生していたと思われます、
その他には、
大変良くご使用される方なので、
縫い埃の蓄積量や異物(主にマチ針)の混入が大変多く見受けられます…
ですので、お客様にご報告し、
不具合箇所の修理と全体的なメンテナンスをさせていただきました。
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ジャノメ・コンピューターミシン
PURVOA〔プルボア〕C330 の修理です。
スピードを上げると「ギャンギャン!」と異音がする…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
よく使われたミシンのようです、
縫い埃の蓄積や部品の磨耗は顕著に見られます、
異音の原因は、ベルトテンショナーのプーリーに塗布されているグリスが
完全に硬化してしまっており、プーリーが正常回転しなくなった為に悲鳴を上げていました…(^^;;
ただし、
こういったグリスや潤滑油等の硬化・酸化はこの部分だけでの事ではなく
ミシン全体的に起きていますので、このまま放っておけば
次々に様々な故障が発生する原因となります、
他には、
細い糸を使用すると糸切れが起きます、この原因は
水平全回転カマの外カマに大きな傷が2箇所あるためでした…
お客様にご連絡し、
ミシン全体のオーバーホールをさせていただきました。
次回からは、
ミシンが壊れていないから…といって長期間使用し続けたりせず、
定期的(3~5年おき)に点検・整備に出される事をお勧めいたします。
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ブラザー・コンパクトミシン EL-125 の修理です。
縫い目ができなくなった…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
コンパクトミシンでよく起きる、カマのタイミングズレが発生しております…
この機種の場合は、ミシン上部機構と下部機構の連結をベルトドライブではなく
シャフトドライブ方式で連結しておりますが、
その連結シャフト【通称―縦軸】の、下部機構との連結部分のベルトプーリー(ギヤ)
がズレてしまうパターンの故障が一番多く、今回のミシンもその故障となっております、
お客様にご連絡し、
不具合箇所の修理と分解掃除をさせていただきました。
コンパクトミシンを使っている方々に
お話させていただいた事のあるアドバイスを
引用させていただきます、
使用時、電動(モーターの動きのみ)にて上手く進んでくれない
ほどの厚さやボリュームの有る布地や
針が刺さらない硬さの布地は
そのコンパクトミシンでは縫えない布地だと判断してください、
物によっては縫製の仕方などを工夫して、生地の枚数を減らす等の
措置で対応できる場合もあります。
一番やってはならないことは
無理に手でプーリー(ミシン右横のワッカ)をグイグイ回したり
無理に布地を引っ張りながら縫うことです!
コンパクトミシンの故障の原因は大概上記を行った際
または、スピードを上げて縫っていた際に起こります。
どうぞお気をつけくださいませ!(^O^)
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シンガー・コンパクトミシン
MERRITT mini〔メリットミニ〕SN-500 の修理です。
目飛び、糸切れする…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
昨日UPしたのと同じで…コンパクトミシンのカマのタイミングズレ…です、
コンパクトミシンをお持ちの皆様、
「私は、たまにしか使わないから、簡単(安いミシンの事をこう言う)ミシンでいいの」とか
「私は、洋裁や難しい事をする訳じゃないから簡単(安い)なミシンでいいの」とゆう理由で
コンパクトミシン(安いミシン)を買われた方が殆どだと思われますが…
単なる直進縫いでも、
縫える厚さや固さの限界はミシンの価格の安い物ほど、低くなります!
ミシン等、機械物の場合、製品価格を決定ずける一番の要素は、
材質、部品や機械の仕上がり精度、これにつきます、
構造が単純=低価格 とはなりません!
工業用ミシン等は、構造の単純な本縫い(直進)専用だとしても30~40万円もしますからね、
その分、丈夫ですし厚い物や固い物でもバンバン縫えますけどね、、、、
要するに、
コンパクトミシンに限った事ではないのですが、
製造コストを落として、、、別の言い方をしますと
販売価格を安く設定して設計したミシンほど まともに縫える 限界点が低くなります
ですので、
価格 安い← →高い
||
限界性能 低い← →高い
そして、
そのミシンの出来る限界性能を超える様な物を縫おうとすれば…
故障してしまいまうわけです…(^^;;
この辺を考慮しつつ、ご使用下さい。
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ブラザー・コンピューターミシン
SAMANSA〔サマンサ〕L の修理です。
井と絡みや針折れするようになった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
水平全回転・内カマと外カマ それと針板に多数の傷がついております…
これでは まともに縫えるはずは無いでしょう…しかし、こうなった原因が
何であるかが重要となります、
こうなる原因で一番多いのは、
そのミシンで縫える厚さや固さの限界を超える様な物を縫おうとして
無理をした結果、このようになってしまう…ことです。
とりあえず、上記の不具合箇所の部品交換をし動作確認をしてみます、と、、、、
ゆっくり動かす分には普通に縫えますが、
中速以上にスピードを上げますと。。。。糸絡みや針折れをしてしまいます…; ̄ロ ̄)!!
ですので、
各部に傷がついた原因は、無理な使い方をしたからでは無いようです…
結果、こうなる原因は
カマの回転軸の固定不良が起きているためでした。
購入後5年以上経過したミシンについて、全般の方へのアドバイスを一つご案内いたします。
ミシン(機械物)は[あまり使用しない]とか[全然使っていない]物でも
ミシン(機械)全体的に油類の酸化・硬化、各パーツ(金属や樹脂)類の
腐食や劣化、等は普通な環境下にあれば、何月とともに進行してゆくものです、
ですので、
「全然使っていないから、まだ新しいです…」等と言われる方が、たまに居られますが、
決してそんなことはありません!ので、ご注意ください!(;^_^A ・・・
意外かもしれませんが、使わない方のミシンよりも、よく使用する方のミシンの方が
調子が良かったりしますよ。。。(o^∇^o)ノ
最低でも、5~10年に一度は、点検や整備に出されることをお勧めいたします。
ただし、
メーカーさんは修理はしてくれても、整備やクリーニングなどはしてくれませんので
ミシン修理店(どこのミシン店でもいい、と言うわけではありません、
修理に関して信頼のおけるミシン店を検討・選択してください)を探して
ご依頼ください。
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ジャガー・コンパクト電子ミシン
KM-061 の修理です。
糸目が綺麗にできない…動かなくなった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
動かない…とおききしましたが、スタートストップボタンを押しても確かに
動いてくれません、しかし【ゆっくりすすむ】ボタンを押すと、、、動きます…(^^;;
ですので、おそらくはスタートストップスイッチが壊れてしまったのでしょう、
縫い目が綺麗にできない…のは、
上糸調子機に注油をしてしまったために、異常に不純物が蓄積されてしまい
それが原因で糸調節が効かない状態となっているからです…
お客様にご連絡し、
スイッチ基板の交換と糸調子機のオーバーホールをさせていただきました。
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シンガー・職業用本縫い・足踏みミシン
188u2 の修理です。
上糸調子機の糸取バネが折れた…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
糸取バネは、スプリング部と突出部の付け根の部分でポッキリと
折れております…
他には、
やはり製造されてから かなりの年数が経ちますので
年式なりに汚れや部品の損耗もございます、
お客様にご相談し、
ミシン全体的なメンテナンスをさせていただきました、
元来・頑丈なミシンですので 使い方・お手入れ次第では
まだまだ、ず~っと使っていけるでしょう!(o^∇^o)ノ
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シンガー・職業用本縫いミシン
LW103sf の修理です。
異音がする…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
動かしますと 回転に乗じて「キュッ!キュッ!」と、きしみ音のような音がします…
お客様がすで実施されてはいるでしょうが…
念のため 潤滑油の給油が必要な箇所全てに注油・運転を何度か
繰り返ししてみますが、、、、、やはり変化はみられません…
試行錯誤し 苦労した結果…
主軸のフレームマウント部、主軸の方ではなくカラーの方に傷ができており
異音・少々の動作抵抗が発生しておりました、
今回のお客様(ミシン)は、異音発生してから無理に使用を続けたりせず
比較的早くに修理依頼されたので、
結果、修理箇所も最小に押えられた。。。と言った感じです。(*^.^*)
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ジューキ・ベビーロック
1本針3本糸オーバーロックミシン BL3-438 の修理です。
布を送らなくなった…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
一見、送り歯は動いているようですが…布を入れると、、、、全く送りません…
送り機構が滑っているようです…
バラして見て診ますと、
送り量を調節する機構部が焼着きを起こし
金属(部品)同士が完全にくっついてしまっております(_□_;)!!
ですので、
送りの不良の出る前に、動作不良の出ていた期間がけっこうあったのではないでしょうか…
今回は、ミシンの動きが不調なのに使い続けた為に
故障が酷くなってしまった例の典型です、
皆様、
ミシン使用時に、何か不調を感じる事があれば、
無理に使い続けずに、いったん使用を中止し
各部の点検をしてみてください!
自分でできる範囲の点検や手直しをしてみたが、、、それでもなお、不調があるようでしたら
絶対に無理に使用しないで、専門店に点検してもらいましょう!
使用頻度にかかわらず、古い物ほど要注意です!
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JUKI・電動・直線ミシン
ロータリックス(天秤)HW-622 の修理です。
モーター音はするが、、、動かない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
経年なりの整備がなされていない(整備不良)のと
電気系統(モーター・フットコントローラーの接点不良)の劣化が進行しているのが
原因で、動かない状態となっております…
本来ならば、
モーター&コントローラーの交換をするところですが…
今回は時間がありましたので、モーター&コントローラーのオーバーホールを
試してみたところ、とても元気になってくれましたので、
お客様にご報告し、
モーター&コントローラーと本体主要機構のオーバーホールを
させていただきました。
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ミツビシ・電動・直進ミシンの修理です。
糸絡みなどのトラブル後から動きが悪くなった…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
動きの悪い原因は、カマです!
バラしてみますと、、、、、糸屑と何かわからない物の破片が挟まっておりました…
取り除いた後も、
動きも縫い目もギクシャクしています…Σ(T□T)
内カマとそれを固定させるフォルダーに傷がついてしまったのが原因です…
お客様にご報告し、
不具合箇所の加工とミシン全体的な整備をさせていただきました。
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ブラザー・コンピューターミシン
LE MIEUX〔ルミュー〕7000 の修理です。
動かない…との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
確かに動きません…と言うか 電源が入りません…(^^;;
プーリーを手で回しますと、、、軽く回ります、が、、、、、
全体的に汚れや縫い埃の蓄積量が多いですね…
ストックしてある同型機種の壊れていないメイン基板に交換してみますと。。。。。
正常に電源が入り、動作確認してみますと。。。
正常に縫えます、
お客様にご連絡し、
基板交換とミシン全体のオーバーホールをさせていただきました。
今回のミシンはコンピューター制御ミシンですので当然コンピューター基板(制御盤)が
内蔵されております、
ミシンに限った事ではないのですが、、、
繊細な電子パーツ類には埃は大敵となりますし、それが故障の原因ともなります、
ミシンの場合、繊維を縫製する道具ですので、埃を避ける事はできません、
使用頻度や使用する環境、縫製する素材によっては 縫い埃の蓄積される時間に
個人差がでます
ですので、
個人に見合った間隔でミシンを整備・点検に出してくださいね!
でないと、
今回のような故障につながる場合もございますので。
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シンガー・実用縫い電子ミシン
rumina〔ルミナ〕newDX の修理です。
布が進まない…ジグザグ縫いができない…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
表面的には年式のわりに綺麗です、マメにお掃除されているのでしょう、
しかし、
内部はやはり年式なりに、汚れや埃の蓄積はございます…(^^;;
この位の年式になりますと、
整備に出した事が無ければ、当然整備不良です!
ですので、いつ・どこが・壊れたり・故障したり・しても何ら不思議ではありません、
今回の不具合も、整備不良から来る部品の固着・動作不良・といったものです、
が、、、幸いな事に部品の破損はございませんので
修理&整備をすれば まだまだ活躍してくれそうです、
お客様にご報告し、
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JUKI・1本針3本糸オーバーロックミシン
MO-630 の修理です。
まともに縫えなくなったので、修理&整備をして欲しい…
との事で、お送りいただきました。
拝見しますと、
汚れ、切り屑の蓄積、ベルトの緩み、各機構の磨耗やガタによるタイミングズレ、etc…
どんな内容でお使いになっているのかお聴きしておりませんが
今回のミシン状況からしますと、
整備点検は、今回ご使用になられた期間の、半分以内で
出される事をお勧めいたします、(^○^)
お客様に、ご連絡・ご相談し、
ミシン全体のオーバーホールをさせていただきました。
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